そもそも「起業心理学」は、誰が求めているのでしょうか? 求めている人がいない学問では新たに確立する意味がありません。 どういう人が、どのような時に? 何のために? 起業心理学などという学問を必要とするのでしょうか? まだ、誰も聞いたことのない「…

ある縁があって、東横女子短大で2006年後期だけ「ベンチャービジネス論」を担当することになりました。そこで「紀要」への寄稿を依頼されたので「起業心理学の確立を目指して」という原稿を「研究ノート」として書いていました。 その完成原稿をきょう(10/2…

私が起業心理学を確立したいのは、分かりやすく、誰もが納得できるように体系化した起業心理学の成果を多くの人に、短期間で学べるようになって欲しいからです。 ある人は数時間の「起業講演」を聴くだけかもしれません。ある人は数日間の起業研修を受講する…

私が起業心理学を確立したいというもう一つの目的は、その「起業の成功要因・失敗要因」に共通している原理や、法則を誰にも理解、納得できるように体系化したい、ということです。 体系化された成功要因と失敗要因を知ることで、「これから起業したい」とい…

きょう(10/05)Amazonの書籍データベースで「起業心理学」を検索しても、それで表示されたのは下記の2冊だけでした。『成功の技法―起業家の組織心理学』田尾雅夫 中公新書 ASIN:4121016793 『ベンチャー起業家になるための心理学』広田実 日本図書刊行会 A…

私が起業心理学を確立したいという目的のはっきりしています。 起業で「成功する人」と「失敗する人」はどこが違うのか? その違いは、いつ? どのようなときに? どのような事態として出現するのか? それがどのような因果関係で成否を左右していくのか? …

現在、各地の商工会議所や自治体、民間企業が、「起業塾」「創業塾」という名称で起業支援のためのセミナーを開催しています。もちろん、私も依頼されてその講師をさせて頂いています。 21年間、その種のセミナーを受講した人たちを観察し続けてきて、ある「…

→ 観察・研究の対象

私がいまの創業開発研究所を開設したのは1985年6月でした。 それ以来、今日まで21年間、一貫して「起業したい人」「起業した人」に会ってきました。 それは具体的には下記のような人々でした。 ①「起業したい」と言うだけで、結局は起業しない人 ②「起業でき…

きょう2005年9月1日は、日本で「起業心理学」が発祥した日として記録されることになるかもしれません。なぜなら、きょう現在の時点では、まだインターネット上には「起業心理学」という言葉はどこにも無いからです。 試しにみなさんがお使いの検索エンジンで…