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人は、なぜ「起業したい!」「起業しよう!」と思うのでしょうか?
人はみな、同じ理由で「起業したい」と思うのでしょうか?
その「起業動機」を多角的に分析するのが、起業心理学のスタート地点です。
なぜなら、私はこの「動機」が、成功要因と失敗要因に大きく関わっていると思うからなのです。それが、私が起業心理学の拠り所にしている「仮説」の一つです
多くの人が「起業動機」と「独立動機」「退職動機」を混同しています。起業心理学では、その違いを明確にするとともに、混同してしまう理由を解明することも目的の一つです。
すべての人が「起業したい」と思うわけではありません。生涯、「起業したいとは思わない」人もいます。
では、どのような人が「起業したい」と思うのでしょうか?
どのような人が「起業したいとは思わない」人なのでしょうか?
起業心理学では、「起業したいと思う人」と「起業したいとは思わない人」の心理面での相違点も把握します。
そして、「起業したい」という人の「人生観」「仕事観」「会社観」「結婚観」「家庭観」「金銭観」「宗教観」「幸福観」などにせまっていきます。
その本音に迫る「象徴的な選択」が、「人生の充実 or 生活の安定」という二者択一です。
起業心理学では、さらに「実際に起業した人」と「結局は起業しなかった人」「起業できなかった人」を分けることになる「分岐点」にも焦点をあてます。
そこにも、当人の価値観が「人生の充実 or 生活の安定」のどちらにあるかが、大きく影響します。
その人は「人生の充実」を求めて起業したかったのか?
それとも「生活の安定」を求めて起業したかったのか?
これも、私が起業心理学の拠り所にしている「仮説」の一つなのです。